切が無い(読み)きりがない

精選版 日本国語大辞典 「切が無い」の意味・読み・例文・類語

きり【切】 が 無(な)

  1. 際限がない。はてしがない。切法量も無い。切量も無い。
    1. [初出の実例]「兄弟共に兵(つはもの)也けれども、景廉は殊更きりもなき剛の者、そばひら見ずの猪武者也」(出典源平盛衰記(14C前)二〇)
    2. 「左様(さう)心配した日には際限(キリ)が無え」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む