際限(読み)サイゲン

デジタル大辞泉 「際限」の意味・読み・例文・類語

さい‐げん【際限】

移り変わってい状態最後のところ。きり。かぎり。はて。「際限なく続く話」
[類語]限り果て果てしきり最後限界限度極限最大限手一杯目一杯頭打ちきわ上限下限北限ぎりぎりリミット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「際限」の意味・読み・例文・類語

さい‐げん【際限】

  1. 〘 名詞 〙 時間空間程度などで、これ以上ないという限界。かぎり。きり。はて。否定の語を伴って用いることが多い。
    1. [初出の実例]「その前後に死ぬるもの多く、また河原、白河、西の京、もろもろの辺地などを加へていはば、際限もあるべからず」(出典:方丈記(1212))
    2. [その他の文献]〔敦煌歌辞総編‐雑曲〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「際限」の読み・字形・画数・意味

【際限】さいげん

はて。

字通「際」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android