切ない時の神頼み(読み)セツナイトキノカミダノミ

デジタル大辞泉 「切ない時の神頼み」の意味・読み・例文・類語

せつないとき神頼かみだの

信仰のない者が、苦しいときだけ神の助けを求めること。苦しい時の神頼み

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精選版 日本国語大辞典 「切ない時の神頼み」の意味・読み・例文・類語

せつない【切ない】 時(とき)の=神頼(かみだの)み[=仏頼(ほとけだの)み]

  1. 平常神仏を拝まない者が、苦しい時や困った時にだけ神仏の加護や助けを得ようとすること。せつない時の神叩き。苦しい時の神頼み。
    1. [初出の実例]「息子動転して、せつなき時の神だのみと清水に参り観音にいのり」(出典:咄本・初音草噺大鑑(1698)四)

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