切ない時の神頼み(読み)セツナイトキノカミダノミ

デジタル大辞泉 「切ない時の神頼み」の意味・読み・例文・類語

せつないとき神頼かみだの

信仰のない者が、苦しいときだけ神の助けを求めること。苦しい時の神頼み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「切ない時の神頼み」の意味・読み・例文・類語

せつない【切ない】 時(とき)の=神頼(かみだの)み[=仏頼(ほとけだの)み]

  1. 平常神仏を拝まない者が、苦しい時や困った時にだけ神仏の加護や助けを得ようとすること。せつない時の神叩き。苦しい時の神頼み。
    1. [初出の実例]「息子動転して、せつなき時の神だのみと清水に参り観音にいのり」(出典:咄本・初音草噺大鑑(1698)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む