切られ損(読み)きられぞん

精選版 日本国語大辞典 「切られ損」の意味・読み・例文・類語

きられ‐ぞん【切損・斬損】

  1. 〘 名詞 〙 切られても、仕返しもできず、補償も取れずにそのままになってしまうこと。相手から損害を受けても、そのまま泣き寝入りになってしまうこと。
    1. [初出の実例]「死候はは死そん、きられ候ははきられそん。たれも道理不申立」(出典結城氏新法度(1556)七七条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む