切離(読み)きれはなれ

精選版 日本国語大辞典 「切離」の意味・読み・例文・類語

きれ‐はなれ【切離】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きればなれ」とも ) 思い切ること。あきらめ。とくに、金ばなれ。また、金ばなれがよいこと、気前がよいことの意に、多く用いられる。きりはなれ。
    1. [初出の実例]「切はなれ・物のいひよい江戸の客」(出典:雑俳・青木賊(1784))

きり‐はなれ【切離】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 切り離れること。また、切れて離れたもの。
  3. きれはなれ(切離)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の切離の言及

【カットオフ】より

…この現象をカットオフという。切離(せつり)とも呼ぶ。こうして西風の主流から離れ,通常の配置(西風の主流の南に高気圧,北に低気圧)と逆の配置になった上空の高・低気圧をそれぞれカットオフ高気圧,カットオフ低気圧と呼ぶ。…

※「切離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android