刈杙(読み)かりくい

精選版 日本国語大辞典 「刈杙」の意味・読み・例文・類語

かり‐くい ‥くひ【刈杙】

〘名〙 (「かりぐい」とも) 草や小竹を刈ったあとに残った株。切り株。刈株
古事記(712)中「爾(ここ)に其の后及(また)御子等、其の小竹(しの)の苅杙(かりぐひ)に、足(き)り破れども、其の痛きを忘れて哭きて追ひたまひき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android