デジタル大辞泉 「初代星」の意味・読み・例文・類語 しょだい‐せい【初代星】 宇宙初期に誕生した第1世代の星。ビッグバンから数億年後、ガスの密度が高いところで形成され、重元素を含まない。従来、宇宙初期には大量のガスが存在するため、太陽の数百倍程度の大質量の星であると考えられていたが、原始星の段階ですでに非常に明るいため、周囲のガスの降着を妨げる自己抑制機構がはたらき、理論的には太陽の数十倍の質量になるとされる。ファーストスター。始原星。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例