初蝉(読み)ハツゼミ

デジタル大辞泉 「初蝉」の意味・読み・例文・類語

はつ‐ぜみ【初×蝉】

その年に初めて聞くの声。 夏》「―に朝の静けさなほのこる/楸邨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初蝉」の意味・読み・例文・類語

はつ‐ぜみ【初蝉】

  1. 〘 名詞 〙 その年に初めて鳴く蝉。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「神がきにゆふつけてなくはつせみのこゑきくからに物ぞかなしき」(出典:大斎院前御集(11C前)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む