初蝉(読み)はつぜみ

精選版 日本国語大辞典 「初蝉」の意味・読み・例文・類語

はつ‐ぜみ【初蝉】

〘名〙 その年に初めて鳴く蝉。《季・夏》
※大斎院前御集(11C前)上「神がきにゆふつけてなくはつせみのこゑきくからに物ぞかなしき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「初蝉」の意味・読み・例文・類語

はつ‐ぜみ【初×蝉】

その年に初めて聞くの声。 夏》「―に朝の静けさなほのこる/楸邨

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