初音家太三郎(読み)ハツネヤ タサブロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「初音家太三郎」の解説

初音家 太三郎
ハツネヤ タサブロウ


職業
河内音頭取り

肩書
正調河内音頭初音節宗家

本名
倉山 太三郎

経歴
現代ふう河内音頭の生みの親。盆踊り歌の河内音頭をもとに大正10年ごろ、浪曲調子を取り入れ、リズムも現代ふうに改良。おはやしに三味線も入れ、当時としては革新的な「浪曲音頭」を編み出した。

没年月日
昭和57年 12月28日 (1982年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android