判絵(読み)はんじえ

精選版 日本国語大辞典 「判絵」の意味・読み・例文・類語

はんじ‐え‥ヱ【判絵】

  1. 〘 名詞 〙 ある意味を、音の通じる別の文字や絵などをくみあわせて表わし、見る人に考えさせる絵。はんじ物の絵。なぞえ
    1. [初出の実例]「一筆加えただけで、蚤が象に変ってしまう、判じ絵のように」(出典:他人の顔(1964)〈安部公房〉灰色のノートを逆さに使って〈略〉自分だけのための記録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android