別宮出村(読み)べつくでむら

日本歴史地名大系 「別宮出村」の解説

別宮出村
べつくでむら

[現在地名]鳥越村別宮出

別宮村の南、大日だいにち川右岸に位置する。同村の枝村であったものが一村立てとなったと考えられる。正保郷帳に村名がみえ高一七四石余、田方二町三反余・畑方七町八反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の高一八一石、免三ツ五分、小物成は山役四九匁・漆役三匁(三箇国高物成帳)。弘化三年(一八四六)の軽海郷品々帳(石倉文書)によると、貞享四年(一六八七)に四一石の検地引高があり、文化元年(一八〇四)手上高三石を加えられ、高一四三石、免三ツ五歩、百姓数二九(うち懸作四)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android