日本歴史地名大系 「石川郡」の解説
石川郡
いしかわぐん
福島県南東部、中通りの南部東側に位置し、東はいわき市・東白川郡
郡南東部は古殿町に接する丘陵地域だが、石川町
〔原始・古代〕
後期旧石器時代の早い時期の遺跡として、石川町の
石川郡
いしかわぐん
県南東部、旧加賀国のほぼ中央に位置する。昭和四五年(一九七〇)の市制施行により当郡から分離した
〔原始・古代〕
縄文時代の遺跡は、犀川や手取川上・中流域と金沢平野に分布する。河川流域の台地・丘陵部に形成された集落遺跡として、金沢市の
石川郡
いしかわぐん
- 大阪府:河内国
- 石川郡
「和名抄」にみえ、東急本に「以之加波」の訓がある。北は
〔古代〕
「和名抄」によると当郡は佐備・
石川郡の名が最も多くみえる古文書は、正倉院に蔵する勘籍(初めて官位に就く者の身元を戸籍によって調べたもの)で、天平勝宝二年(七五〇)三月一九日の嶋吉事(石川郡紺口郷)、同年三月二三日の山代伊美吉大村(同上)、同年月日の佐伯諸上(石川郡佐備郷)、同年(月日不明)の草原乙麻呂(石川郡紺口郷)の勘籍が存する。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報