制度疲労(読み)セイドヒロウ

デジタル大辞泉 「制度疲労」の意味・読み・例文・類語

せいど‐ひろう〔‐ヒラウ〕【制度疲労】

制度が運用されているうちに社会状況が変化し、制度の目的実情がずれてしまい、うまく機能しなくなった状況をいう。
[補説]「金属疲労」からの造語か。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「制度疲労」の解説

制度疲労

制度や法律が運用されているうちに社会状況が変わり、実情とかみ合わずにうまく機能しなくなること。21世紀の日本社会においては、新卒一括採用年功序列型賃金専業主婦存在前提とした各種制度、NHK受信料制度デジタルコンテンツへの対応が不十分な著作権法など、さまざまな面において指摘されている。

(2019-4-4)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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