制言(読み)せいごん

精選版 日本国語大辞典 「制言」の意味・読み・例文・類語

せい‐ごん【制言】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 禁制のことば。言ってはならない文句
    1. [初出の実例]「御前で制言は無益でおりゃる」(出典:虎寛本狂言・雁かりがね(室町末‐近世初))
  3. ( ━する ) おさえとどめること。制止
    1. [初出の実例]「父母の、せいごんをもききいれず、ひびにあくじをこのみけり」(出典:浄瑠璃・酒典童子若壮(1660)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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