制限視野電子線回折(読み)せいげんしやでんしせんかいせつ

最新 地学事典 「制限視野電子線回折」の解説

せいげんしやでんしせんかいせつ
制限視野電子線回折

selected area electron diffraction

SAEDと略称。透過電子顕微鏡観察で,目的とする結晶性試料の像のみを制限視野絞りの中に入れ他を絞りの外に締め出し,この状態のまま制限視野モードに変えると,中間レンズの電流値が変化し,この像のみからの回折像が得られ,この回折法のことをいう。対物レンズの後焦点面,つまり対物絞り位置に試料のフーリエ変換である回折像ができ,さらに制限視野絞りの位置に一次の像ができていて(逆フーリエ変換に相当),光線図により目的の試料だけからの回折像が抽出できることが説明できる。結晶性試料研究に重要な手法

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 赤井

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む