精選版 日本国語大辞典 「刺重」の意味・読み・例文・類語
ささえ‐かさなえ ささへかさなへ【刺重】
〘連語〙 (「万葉‐三七九一」の「ま榛(はり)もち にほしし衣に 高麗錦(こまにしき) 紐に縫ひ着け 刺部重部 並み重ね着て」の「刺部重部」を「万葉集古義」がよんだ訓。「ささえ」「かさなえ」の「え(へ)」は、継続反復の意ともいうが、活用やかなづかいからみて疑問) 繰り返し刺し重ねての意。
[補注]「刺部重部」のよみについては、「さしえかさなえ」「ささうかさなう」などとよむ説もあるが、いまだ定訓がない。
ささう‐かさなう ささふかさなふ【刺重】
〘連語〙 ⇒ささえかさなえ(刺重)
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