最新 地学事典 「刻時装置」の解説
こくじそうち
刻時装置
time-marker
時間・時刻を記録紙上に記すための装置であり,地震観測になくてはならないものであるとともに正確でなければならない。現在,国立研究開発法人情報通信研究機構から発信されている信号(JJY)を受信するか,水晶時計を使用するかの2種類の方法が用いられている。JJY信号による場合は,スーパーヘテロダイン方式の受信機(長波の場合はストレート方式)を用い,バンド・スプレッド装置,同調指示装置,信号強度指示装置,雑音制限装置,水晶濾波器を備え,その出力を直接データレコーダーに入力するか,整流回路を通して電磁オシログラフまたはペン書オシログラフ等に記録させる。水晶時計の場合は,中に含まれているリレー回路を用いることにより,電圧,電流の接・断によって種々の記録器に刻時信号を送ることができる。
執筆者:寺島 敦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

