精選版 日本国語大辞典 「削末」の意味・読み・例文・類語
そぎ‐すえ ‥すゑ【削末】
〘名〙
※能因本枕(10C終)一八六「髪は尾花のやうなるそぎすへして、丈ばかりは衣の裾にはづれて」
② そぎおとした物。特に、そぎおとした髪。
※苔の衣(1271頃)四「せめてのなぐさめには、ありしくろがみのそぎすへをとり出でみ給ふに、ありしてあたりなどおぼしいでられて」
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