剣を弾ず(読み)けんをだんず

精選版 日本国語大辞典 「剣を弾ず」の意味・読み・例文・類語

けん【剣】 を 弾(だん)

  1. ( 中国戦国時代、斉の頃、孟嘗君の食客馮煖(ふうかん)待遇不平を訴えて爪で剣をはじきながら歌ったという「戦国策‐斉策」「史記‐孟嘗君伝」の故事から ) 不遇をかこつことのたとえにいう。〔李白‐贈従兄襄陽少府皓詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android