精選版 日本国語大辞典 「剥げ」の意味・読み・例文・類語 はげ【剥・禿・兀】 〘 名詞 〙 ( 動詞「はげる(剥)」の連用形の名詞化 )① ( 剥 ) 塗ったものがはがれ落ちること。また、そのあと。[初出の実例]「くるまなどよくする人はまさなき事とて、はげあしくなれども」(出典:今鏡(1170)七)② 髪の毛が脱け落ちたあと毛が生えてこず、地肌があらわれている部分。また、そのあとや、そういう状態の人。〔文明本節用集(室町中)〕③ 「はげあたま(禿頭)」の略。[初出の実例]「何をはげめが異見がましき申事かな。生(いき)はげの入道かなと仰られしに」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)三)④ 山などに樹木のないこと。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例