剥落(読み)はくらく

精選版 日本国語大辞典 「剥落」の意味・読み・例文・類語

はく‐らく【剥落】

  1. 〘 名詞 〙 はがれおちること。はげおちること。落剥
    1. [初出の実例]「剥卦は君子の道不行、陽爻剥落して凶きぞ」(出典:土井本周易抄(1477)四)
    2. 「殿甚古、彤髹剥落、柱皆成」(出典:徂徠集(1735‐40)一五)
    3. [その他の文献]〔李邕‐石賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android