副船(読み)そいぶね

精選版 日本国語大辞典 「副船」の意味・読み・例文・類語

そい‐ぶねそひ‥【副船】

  1. 〘 名詞 〙 大船に備え付けてある小船。また、本船に付き従う船。ふくせん。
    1. [初出の実例]「れいならぬ人の、ふねにあるが苦しかるとききて、そひ船にのせうつすをききて、いとおしやまたうき事をそひ舟にうつし心もなくなりにけり」(出典:散木奇歌集(1128頃)悲歎)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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