小船(読み)しょうせん

精選版 日本国語大辞典 「小船」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せんセウ‥【小船】

  1. 〘 名詞 〙 小さい船。こぶね。
    1. [初出の実例]「小船迷落葉、軽緒悩涼風」(出典菅家文草(900頃)二・釣船)
    2. 「潮干なれ共せうせんなり、足は浅し、究竟の檝取は乗せたり」(出典:義経記(室町中か)四)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐与任城許主簿遊南池詩〕

こ‐ぶね【小船・小舟】

  1. 〘 名詞 〙 小さい船。おぶね。
    1. [初出の実例]「河のあなたより、おかしきこぶね、けうあるさまに調じてつくり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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