副虹(読み)フクニジ

デジタル大辞泉 「副虹」の意味・読み・例文・類語

ふく‐にじ【副虹】

雨上がりなどに通常見られる外側にある、ひと回り大きい虹。通常の虹である主虹第一次虹)と副虹(第二次虹)は常に対となって現れるが、色が薄いため観測しにくい。色の並びは主虹と逆になる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 項目

世界大百科事典(旧版)内の副虹の言及

【虹】より

…これが〈主虹(しゆにじ)〉である。この主虹の外側に,もっと大きい視半径の〈副虹(ふくにじ)〉を見ることがある。この方は色の並び方が主虹とは反対で,外側が紫で,内側が赤,視半径は紫の部分で約54度,赤の部分で約50度である。…

※「副虹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む