割て入る(読み)わっている

精選版 日本国語大辞典 「割て入る」の意味・読み・例文・類語

わっ【割】 て 入(い)

  1. かきわけて入る。強引に間にはいりこむ。無理矢理に中へはいる。割ってはいる。
    1. [初出の実例]「よりあへや、くまむとて、真中にわっていり」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)中)
    2. 「六部の出立(でたち)でチャアンチャアンと鉦鋙(まつむし)をならして来かかり、切結中へ割(ワッ)て入(イリ)、しばらく錫杖であしらひながら」(出典滑稽本・八笑人(1820‐49)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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