力筋(読み)ちからすじ

精選版 日本国語大辞典 「力筋」の意味・読み・例文・類語

ちから‐すじ‥すぢ【力筋】

  1. 〘 名詞 〙 力を入れたときに膨れあがって青くみえる、静脈すじ
    1. [初出の実例]「膂(りょ)は力すぢぞ。又は背の肉ぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)一)
    2. 「朝夷の三郎が力の出くるしるしに、左右の腕とかひなに力筋といふものが、十四五二三十ふつふつと出でにけり」(出典:幸若・和田宴(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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