精選版 日本国語大辞典 「加徴」の意味・読み・例文・類語 か‐ちょう【加徴】 〘 名詞 〙① 租税などを、追加徴収すること。増し加えて徴収すること。[初出の実例]「右両種田、須下任二省符之旨一、勘上レ徴レ之、而為二横法一、准二租税田一加徴者、為二田堵百姓等一、莫レ不二愁痛一」(出典:宝生院文書‐永延二年(988)一一月八日・尾張国郡司百姓等解)② 「かちょうまい(加徴米)」の略。[初出の実例]「非二指謀反跡一之処、宛二行加徴課役一、張二行検断一」(出典:吾妻鏡‐文治二年(1186)一一月二四日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例