加徴(読み)カチョウ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「加徴」の意味・読み・例文・類語

か‐ちょう【加徴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 租税などを、追加徴収すること。増し加えて徴収すること。
    1. [初出の実例]「右両種田、須省符之旨、勘上レ之、而為横法、准租税田加徴者、為田堵百姓等、莫愁痛」(出典:宝生院文書‐永延二年(988)一一月八日・尾張国郡司百姓等解)
  3. かちょうまい(加徴米)」の略。
    1. [初出の実例]「非指謀反跡之処、宛行加徴課役、張行検断」(出典:吾妻鏡‐文治二年(1186)一一月二四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む