最新 地学事典 「加減図」の解説
かげんず
加減図
addition-subtraction diagram
マグマの結晶作用や混成作用など,2種の物質A・Bの分離や混合による成分変化を求めるための図。横軸・縦軸にそれぞれ成分X・Yの含有量x・yをとり(ふつうxをSiO2, yを他の酸化物の百分率にとる),AとBの組成を2点a(xA, yA), b(xB, yB)でそれぞれ示すと,A:B=m:nの混合物Cの組成は成分AB上の点C(xC, yC)で示され,m:n=(xB-xC):(xC-xA)。またCからAを取り去ってBを得たとすれば,CとAの量比p:q=(xB-xA):(xB-xC)。そしてある成分の直線が図のようにdで横軸と交われば,その組成の物質Dは取り去る物質Aの成分範囲の一方の限界を示す。
執筆者:山崎 正男

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

