加藤虎之亮(読み)カトウ トラノスケ

20世紀日本人名事典 「加藤虎之亮」の解説

加藤 虎之亮
カトウ トラノスケ

明治〜昭和期の中国哲学者 東洋大学長。



生年
明治12(1879)年10月21日

没年
昭和33(1958)年12月2日

出生地
静岡県富士市大淵

別名
字=子弸,号=天淵

学歴〔年〕
広島高師漢文科〔明治41年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和10年〕

経歴
広島陸軍幼年学校、東京府立青山師範学校で教鞭を執り、大正11年武蔵高等学校教授となった。昭和2〜26年宮内省御用掛として経書を進講。13年東洋大学教授となり23年同学長。また無窮会図書館長、同理事長兼東洋文化研究所長を務めた。詩文をよくし著書に「天淵文詩」「紀恩帖」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤虎之亮」の解説

加藤虎之亮 かとう-とらのすけ

1879-1958 明治-昭和時代の中国哲学者。
明治12年10月21日生まれ。大正11年旧制武蔵高教授となり,昭和2年宮内省御用掛に任じられる。13年東洋大教授,23年学長に就任。無窮会図書館長もつとめた。昭和33年12月2日死去。79歳。静岡県出身。広島高師卒。号は天淵。著作に「周礼経注疏音義校勘記」「天淵文詩」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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