加藤順三(読み)カトウ ジュンゾウ

20世紀日本人名事典 「加藤順三」の解説

加藤 順三
カトウ ジュンゾウ

昭和期の歌人,国文学者



生年
明治18(1885)年9月29日

没年
昭和36(1961)年11月10日

出生地
大阪市

学歴〔年〕
京都帝大国文科卒

経歴
教員生活をしながら歌人として作歌活動に入る。「心の花」を経て、昭和5年創刊の「帚木」に参加して短歌を発表し、のちに同誌を主宰。18年刊行の「芦火」をはじめ「ながれ藻」などの句集があり、他に「万葉集」などの研究書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む