加賀郷(読み)かかごう

日本歴史地名大系 「加賀郷」の解説

加賀郷
かかごう

和名抄」高山寺本・東急本・元和古活字本に賀知、名博本では加知とするが、「出雲国風土記」に加賀郷とあるので加賀と考えられる。風土記によれば島根郡八郷の一つで、郡家の北西二四里余に郷長の家があり、地名は支佐加比売命(神魂命の子)が「闇き岩屋なるかも」といって金の弓で射った際に光り輝いたので加加と称したが、神亀三年(七二六)加賀に改めたという。当郷の加賀神かかのかん埼に窟があり、佐太大神の生れた地と記されるが、現島根町加賀の潜戸くけど鼻に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む