劣角(読み)レッカク

デジタル大辞泉 「劣角」の意味・読み・例文・類語

れっ‐かく【劣角】

頂点と2辺を共有する角のうち小さいほうの角。180度より小さい。⇔優角

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精選版 日本国語大辞典 「劣角」の意味・読み・例文・類語

れっ‐かく【劣角】

  1. 〘 名詞 〙 一点から出る二つ半直線によって作られる二つの角のうちの小さい方。零度より大きく、一八〇度より小さい角。⇔優角。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

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世界大百科事典(旧版)内の劣角の言及

【角】より

…二つの辺が1直線上にあって反対を向いているとき,生ずる角はこの直線の片側となるが,これを平角という。平角より大きい角を優角,小さい角を劣角という(図1)。同一の端点をもつ二つの半直線が与えられたとき,これらを辺とする角は二つあるが,これらの半直線が1直線上にないとき,それらの角の一方は劣角で,他方は優角である。…

※「劣角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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