助け起こす(読み)たすけおこす

精選版 日本国語大辞典 「助け起こす」の意味・読み・例文・類語

たすけ‐おこ・す【助起】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 倒れている者や寝ている者を手をさしのべてだき起こす。また、衰微した状態を立ち直らせる。
    1. [初出の実例]「小松殿たすけおこされ、盛俊を御前へめして」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android