助任郷(読み)すけとうごう

日本歴史地名大系 「助任郷」の解説

助任郷
すけとうごう

貞治二年(一三六三)六月二九日の小早川重景譲状(小早川家文書)に、重景から嫡子重宗に譲渡された所領の一として「阿波国助任郷」がみえる。安芸国の国人である小早川氏がいつの時点から当郷を領有したかは不明である。応永五年(一三九八)五月一三日には仲義(重宗曾孫)から嫡男弘景へ(「小早川仲義譲状」同文書)、同三四年一一月一〇日には弘景から嫡男盛景へ(「小早川弘景譲状」同文書)、宝徳二年(一四五〇)一月二九日には盛景から嫡男弘景へと譲られ(「小早川盛景譲状」同文書)、代々小早川惣領家の所領として相承された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む