助右衛門(読み)スケエモン

デジタル大辞泉 「助右衛門」の意味・読み・例文・類語

すけえもん〔すけヱモン〕【助衛門】

江戸後期、上方の人形浄瑠璃社会で、良い、美しい、上手だ、などの意を表した語。
女子器量のよいを見てはおかのしろが―といひ、悪いは助四郎といひ」〈浮・芝居気質〉

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精選版 日本国語大辞典 「助右衛門」の意味・読み・例文・類語

すけえもんすけヱモン【助右衛門】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 良い、上等な、美しい、上手、面白いなどよいこと一切についていう近世上方の人形浄瑠璃社会で用いられた語。すけえむ。〔洒落本・風俗八色談(1756)〕

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