労働人民進歩党(読み)ろうどうじんみんしんぽとう[キプロス](その他表記)Anorthotiko Komma Ergazomenou Laou

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「労働人民進歩党」の意味・わかりやすい解説

労働人民進歩党[キプロス]
ろうどうじんみんしんぽとう[キプロス]
Anorthotiko Komma Ergazomenou Laou

略称 AKEL。キプロスのギリシア系左派政党。 1941年設立のキプロス共産党の後身。 81年の選挙では 12議席を獲得。 83年2月の大統領選挙には民主党と選挙連合を組みスピロス・キプリアヌを再選へと導いた。 85年 12月の選挙では 15議席へと議席を伸ばし,88年2月の大統領選挙では同党の支持を受けたゲオルギス・バシリウが当選。 90年にはギリシア系対トルコ系住民の紛争をめぐり国連提案を支持する派が離党したが,91年総選挙では 18議席を獲得し第2党につく。 93年の大統領選挙には民主運動党に敗れるが,96年5月の総選挙で 19議席を得て第2党の地位を保った。

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