最新 地学事典 「勇払油ガス田」の解説
ゆうふつゆガスでん
勇払油ガス田
Yufutsu oil and gas field
北海道苫小牧市東部に位置し,浅層・深層の2層の産出層からなる。東西3km,南北10kmの大きさをもち,複数のドーム構造からなる。深層は,1988年南勇払SK-1号井において,古第三系石狩層群の礫岩層からガスの産出に成功,90年南勇払SK-2D号井では礫岩層下位の白亜紀花崗岩からもガスの産出を確認。96年から生産開始。貯留岩性状にはフラクチャーが重要な役割を果たしている。浅層は,中新統滝ノ上層火山岩砕屑岩層からなり,2020年から原油生産を開始。2022年現在稼働中。
執筆者:服部 昌樹・川田 耕司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

