動的弱化(読み)どうてきじゃっか

最新 地学事典 「動的弱化」の解説

どうてきじゃっか
動的弱化

dynamic weakening

断層の摩擦強度が地震の際に低下すること。特にすべり距離やすべり速度に依存する強度低下は,それぞれすべり弱化(slip weakening),速度弱化(velocity weakening)と呼ばれる。岩石の摩擦強度は大変位(〜m)・高速(〜m/s)のすべりの際に大きく低下することが知られ,地震の発生機構の一つとされる。動的弱化のメカニズムとして断層運動時の閃光発熱(flash heating)や,摩擦発熱による断層物質の溶融,間隙水圧の上昇(thermal pressurization)などが提案されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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