勝光山蠟石鉱床(読み)しょうこうざんろうせきこうしょう

最新 地学事典 「勝光山蠟石鉱床」の解説

しょうこうざんろうせきこうしょう
勝光山蠟石鉱床

Shokozan pyrophyllite deposit

広島県庄原市にある日本の代表的ろう石鉱床地質白亜紀の吉舎きさ安山岩類・高田流紋岩類・花崗岩類・新第三系など。高田流紋岩類の基底部に近いデイサイト質溶岩・同質凝灰岩中にある熱水性交代鉱床。勝光山を中心とする東西8km,南北5kmの範囲に30以上の鉱床が分布。鉱体は脈状・塊状,一部層状で,中心から外側にコランダム・ダイアスポア帯,パイロフィライト帯,パイロフィライト・カオリン・セリサイト帯,石英・セリサイト・明ばん石・緑泥石帯の帯状分布を示す。2015年には4鉱山が稼行し,年間約7万tのろう石を採掘。付近でろう石クレーの生産も盛ん。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 須藤

関連語をあわせて調べる

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む