勝光山蠟石鉱床(読み)しょうこうざんろうせきこうしょう

最新 地学事典 「勝光山蠟石鉱床」の解説

しょうこうざんろうせきこうしょう
勝光山蠟石鉱床

Shokozan pyrophyllite deposit

広島県庄原市にある日本の代表的ろう石鉱床。地質は白亜紀の吉舎(きさ)安山岩類・高田流紋岩類・花崗岩類・新第三系など。高田流紋岩類の基底部に近いデイサイト質溶岩・同質凝灰岩中にある熱水性交代鉱床。勝光山を中心とする東西8km,南北5kmの範囲に30以上の鉱床が分布。鉱体は脈状・塊状,一部層状で,中心から外側にコランダム・ダイアスポア帯,パイロフィライト帯,パイロフィライト・カオリン・セリサイト帯,石英・セリサイト・明ばん石・緑泥石帯の帯状分布を示す。2015年には4鉱山が稼行し,年間約7万tのろう石を採掘。付近でろう石クレーの生産も盛ん。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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