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明礬石(読み)みょうばんせき(英語表記)alunite

翻訳|alunite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

明礬石
みょうばんせき
alunite

三方晶系の鉱物。 KAl3(SO4)2(OH)6カリウムアルミニウムは,ナトリウム,鉄でそれぞれ置換されることがある。板状硬度 3.5~4,比重 2.75~2.82。白,灰,黄色など。火山性熱水溶液噴気などによる岩石の変質鉱物。ミョウバンの原料となる。

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大辞林 第三版の解説

みょうばんせき【明礬石】

カリウム・アルミニウムを含む硫酸塩鉱物。六方晶系。白色あるいは黄・褐・紅をおびた白色の塊状・繊維状または葉片状でガラス状光沢がある。噴気や熱水で変質した火山岩中などに産する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

明礬石
みょうばんせき
alunite

カリウム、アルミニウムを主成分とする含水硫酸塩鉱物の一つ。熱水作用の産物として既存の岩石を交代し、黒鉱鉱床中、浅熱水鉱脈鉱床中、堆積(たいせき)性硫黄(いおう)鉱床中などに産する。自形は六角板状あるいは菱(りょう)面体。多く微細な土状物質を構成する。類質同像(類似した化学組成で結晶構造が同じ)の関係にある多くの硫酸塩、リン酸塩、ヒ酸塩鉱物があり、これらの中間物のなかには、鉱物の系統分類単位にまたがって位置するものもある。日本では、静岡県船原(ふなばら)峠、同賀茂(かも)郡西伊豆町宇久須(うぐす)鉱山、青森県下北(しもきた)郡川内(かわうち)町(現、むつ市川内町)大揚(おおあげ)鉱山、兵庫県朝来(あさご)市生野(いくの)町栃原(とちはら)など産地は多い。英名はラテン語の明礬を意味するalumenに由来する。[加藤 昭]

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