精選版 日本国語大辞典 「勝地定主なし」の意味・読み・例文・類語 しょうち【勝地】=定主(ていしゅ)[=主(しゅ)]なし ( 白居易の「遊雲居寺贈穆三十六地主詩」に「乱峯深処雲居路、共蹋レ花行独惜レ春、勝地本来無二定主一、大都山属二愛レ山人一」とあるのによる ) 景色のよい土地には専有する主はなく、観賞する人の心のままに、心ゆくまで味わえばよい。[初出の実例]「勝地は主なければ、心をなぐさむるにさはりなし」(出典:方丈記(1212)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例