勝浦浜村(読み)かつらはまむら

日本歴史地名大系 「勝浦浜村」の解説

勝浦浜村
かつらはまむら

[現在地名]高知市浦戸うらど

浦戸湾口に西から突出した半島状の地の先端部にある。吾川あがわ郡に属し、「南路志」は「属浦戸、東ハ燈明堂山ノ麓、西ハ稲荷ノ坂限、東西長サ七丁余」と記す。集落南側の小高い山は天候観測する地とされ、日和ひより山とよばれた。天正一六年(一五八八)の長浜地検帳に「嘉浦浜東永弘」とみえる地が近世の勝浦浜村と思われる。検地面積四町四五代五歩で、うち田分四反余・畠分一町七反余・屋敷数四三で一町八反余。多くは水主給となっている。慶長二年(一五九七)の秦氏政事記(蠧簡集)の中五郡諸奉行の項に「嘉津浦浜」とも記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む