日本歴史地名大系 「勝立村」の解説 勝立村かつだちむら 福岡県:大牟田市勝立村[現在地名]大牟田市勝立・新勝立町(しんかつだちまち)三―四丁目・下池町(しもいけまち)臼井(うすい)村の東にあり、北西は一部(いちぶ)村、南は肥後国に接する。全体に丘陵地帯で、勝立層と名付けられた石炭層を含む第三紀層が走り、明治期には三池(みいけ)炭鉱の勝立坑があった。また貝類化石を多く出土することで知られる。文禄四年(一五九五)の高橋統増(立花直次)に宛てられた知行方目録(三池立花家文書)に勝立とあり、高二三七石余。元和七年(一六二一)三池藩領となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by