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包括医療 ほうかついりょうcomprehensive medicine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

包括医療
ほうかついりょう
comprehensive medicine

医療関係の各職種の人々が協力して,単に疾病に注目するだけでなく,健康時,健康破綻時,回復後の全般にわたって,こまぎれにしないで包括的に患者を診療する医療をいう。具体的な内容としては,健康保持・増進,疾病・災害予防,健康相談,健康診断救急処置,疾病管理,臨床的診断,臨床的治療,リハビリテーションなどが含まれる。近年,高度に専門が分化した医学への反省から,包括医療への指向が高まっている。

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世界大百科事典内の包括医療の言及

【医者】より

… このように患者や国民にとって,さらに医者自身にとっても不安と不満が高まるなかで,1970年ころから,新しい形の医療モデルと,そこで中心的な役割を果たす医者のモデルとが台頭しつつある。前者は包括医療とか地域保健,あるいはプライマリー・ヘルス・ケアprimary health careという言葉で呼ばれるが,地域を限定し,そのなかで,一貫性・総合性・継続性そして責任をもつ保健医療システムであり(地域医療),後者はプライマリー・フィジシャンprimary physicianと呼ばれる。これについては,まだ広く合意を得ている訳語はないが,プライマリーとは第一線,初期,第一級などの意味である。…

※「包括医療」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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