全般(読み)ゼンパン

デジタル大辞泉 「全般」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぱん【全般】

物事全体。総体。「全般にみられる傾向」「全般的な知識」
[類語]全体全部一切いっさい万般万端万事全数総数総量全額満額総額総高総体一般すべて総じて概して多くおしなべておおむね大概普通通例通常一体におよそ・広く・あまね広い幅広い手広い広範広範囲多方面多角多面多岐さまざま各種種種諸種いろいろ多様多様化多面的多種多種多様多彩数数いろんなとりどり色とりどりもろもろ百般諸般多元多元的多角的横断的複眼的ほとんど大部分大方大抵大半大多数絶対多数九分通り十中八九九分九厘多数無数通じてあらかたほぼおおよそ大体大略雑多よろず各人各様十人十色千差万別マルチ事事物物種種雑多各様種種くさぐさ玉石混淆こんこう凡百ぼんぴゃく百態百事百千各般数多あまた数多すうた数次幾度等等諸相諸物山ほどざらあれこれ何やかや何だかんだ何のかの何くれ何くれとなくあれやこれやごちゃごちゃ枚挙にいとまがない十指に余るあの手この手エトセトラ

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精選版 日本国語大辞典 「全般」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぱん【全般】

  1. 〘 名詞 〙 ある事柄の全体。
    1. [初出の実例]「寒風をも犯して無頓着と云ふ其全般(ゼンパン)生活法が有益であるか」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉老余の半生)

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