化学冶金(読み)かがくやきん

百科事典マイペディア 「化学冶金」の意味・わかりやすい解説

化学冶金【かがくやきん】

化学的操作鉱石から金属を取り出す技術乾式製錬における鉄・銅鉱石の還元,湿式製錬における電解精製など,製錬の全過程が化学冶金適用である。→冶金

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の化学冶金の言及

【冶金】より

…このような観点からの冶金の種々の側面を金属工学への案内という形で以下に紹介する。
[化学冶金chemical metallurgy]
 金属の化学的性質に関するすべての問題を取り扱うのが化学冶金であるが,歴史的には鉱石から金属を製造する製錬を意味していた。《涅氏冶金学》には〈噴気直立窯ニヨル冶銅術〉といった記述がある。…

※「化学冶金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android