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化学産業 かがくさんぎょうchemical industry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

化学産業
かがくさんぎょう
chemical industry

化学的処理技術が工程の重要な要素となっている生産工業。工程中に物質の化学反応または物質の形状変化を伴うので,化学的または物理的性質において,原料とはかけ離れた製品をつくりだして各種の用途に供する点で,他の生産工業と趣を異にしている。原料,中間体,製品の種類は多数に上り,製品の分類だけでも化学肥料,ソーダ工業薬品,高圧ガス,繊維原料,プラスチック,合成洗剤,塗料,石油化学製品などさまざまである。化学工業は衣食住に必要な基本的資材ばかりでなく,生活および文化を向上させるのに必要な多数の資材を供給するもので,日本のように天然資源に乏しい国の繁栄のためには,きわめて重要な産業である。近年は,その化学技術力をいかして先端技術分野での自主開発体制が確立されており,バイオテクノロジーファインケミカル)分野におけるインターフェロンインスリンなどの医薬品,マイクロエレクトロニクス分野における光ディスク,シリコンウェハー,新素材分野におけるファインセラミックスエンジニアリングプラスチックなどが実用化されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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