化石鉱脈(読み)かせきこうみゃく

最新 地学事典 「化石鉱脈」の解説

かせきこうみゃく
化石鉱脈

fossil Lagerstätten

古生物学的な情報がずば抜けて多く含まれている堆積体。A. Seilacherらがドイツの鉱山用語を使って提唱した概念で,(1)遺骸密集層から,(2)皮膚筋肉など軟体部が例外的に保存された化石層まで,さまざまな時代の多様なものを含む。近年では,主に(2)に対して用いられる。現在の古生物進化のシナリオ大半は,化石鉱脈の情報に基づいて描かれている。なお,化石鉱脈の要点はあくまで「貴重な情報を取り出すこと」であり,必ずしも見た目が立派な化石を産することではない。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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