化粧ず(読み)ケソウズ

デジタル大辞泉 「化粧ず」の意味・読み・例文・類語

けそう・ず〔ケサウず〕【化粧ず】

[動サ変]けしょうする。身づくろいをする。
「我も我もと装束さうぞき―・じたるを見るにつけても」〈・葵〉

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精選版 日本国語大辞典 「化粧ず」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐・ずケシャウ‥【化粧】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙けそうず(化粧)
    1. [初出の実例]「中比のさしもなき哥を此比の哥に並べて見れば、けしゃうじたる人の中にあさ顔にて交れるに異ならず」(出典:静嘉堂文庫本無名抄(1211頃))

けそう‐・ずケサウ‥【化粧】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙 顔や身なりを装う。化粧する。身じまいをする。けしょうず。
    1. [初出の実例]「この女、いとようけさうじて、うちながめて」(出典:伊勢物語(10C前)二三)

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