北入村(読み)きたいりむら

日本歴史地名大系 「北入村」の解説

北入村
きたいりむら

[現在地名]松本市入山辺 北入

すすき川沿いの村で、西から舟付ふなつき宮原みやはら包石つつみいし・中村・千手せんぞ寺所てらどこ駒越こまごえ集落がある。北入とは、北入山辺の略である。

寛永一九年(一六四二)の信州松本御領分村々高附帳に初めて二三八石六斗八升九合とある。「信府統記」には「御朱印高二百拾石二斗七升二合」と減じているが、享保九年(一七二四)当時の石高は三一六石二斗七升二合六勺である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android